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心筋梗塞の治療法

狭心症や心筋梗塞は、再発しやすい病気です。また、先にもふれたとおり、狭心症を放置しておくと動脈硬化が進行して心筋梗塞につながるおそれがあります。狭心症と診断されたら早めに治療をはじめて、心筋梗塞を予防することを考えましょう。

狭心症や心筋梗塞の治療には、大きく分けて、「薬物療法」「カテーテル治療」「バイパス手術」があります。

「薬物療法」
薬物療法で使う薬は、「発作を鎮める薬」(硝酸薬など)、「発作を防ぐ薬」(カルシウム拮抗薬など)、「血栓ができるのを防ぐ薬」(抗血小板薬など)の3つに大きく分けることができます。

「カテーテル治療」
「カテーテル」という細く軟らかいチューブを使って、「ステント」という金属製の網状の冠動脈の狭くなった部分に留置する治療法です。治療時間は1時間程度で、数日間の入院が必要になります。
ただし、ステントを入れても再び血管が狭くなることがあります。体がステントを異物とみなし、血管壁の細胞をステントの周囲に増殖させるためです。そのため最近では、細胞が増殖するのを防ぐ働きのある薬を表面に塗ったステントもよく使われています。

「バイパス手術」
動脈硬化で狭くなった部分を飛び越えて、その先に体内のほかの部位の血管をつなぎ、新しい血液の道をつくるのがバイパス手術です。手術時間は4~6時間ほどで、2週間程度の入院が必要になります。
以前はいったん心臓を止め、「人工心肺装置」を使用して手術が行われ、患者様の体への負担が大きい治療法でした。しかし、最近は心臓を動かしたまま手術を行う「オフポンプ手術」が主流になり、患者様の体の負担が軽減されています。

様々な治療法がありますが、予防が可能な病気ですので、まずは日頃から食事・運動等できることに取組み、生活習慣の改善に努めましょう!

# by koukaido_human | 2012-04-21 12:29 | 月間情報

狭心症や心筋梗塞の検査方法

狭心症や心筋梗塞が疑われる場合、医療機関では次のような検査が行なわれます。

◎問診 ◎心電図 ◎血液検査 ◎心エコー
問診で症状を詳しく聞き、心電図で心拍の異常の有無を確認します。
心筋梗塞の場合、心筋が壊れて、心筋に含まれている酵素が血液中に流れてくるため、血液検査でその酵素の有無を調べます。

<より詳しく調べる検査>

◎マルチスライスCT ◎カテーテル検査 
◎心筋シンチグラフィー

冠動脈の血流の状態をより詳細に調べるために、これらの画像検査を追加して行なうことがあります。

※検査の結果、狭心症や心筋梗塞であると診断された場合には、それぞれの状態に合わせた治療が行なわれます。

心筋梗塞のリスクファクター(危険因子)としては、「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」「肥満」「喫煙」「加齢」「ストレス」などがあげられます。
高血圧や糖尿病、脂質異常症の背景には、食べすぎや運動不足などによる「内臓脂肪型肥満」があることが少なくありません。これらが重なった状態、いわゆるメタボリックシンドロームになると、動脈硬化が進行し、心筋梗塞を起しやすくなります。

リスクファクター(危険因子)は、基本的な生活習慣の見直しで対応できる部分が多い反面、出来そうでなかなか出来ない部分です。是非、前向きに強い意志を持って、健康管理を行なっていきましょう。

# by koukaido_human | 2012-03-23 11:50 | 月間情報

「心筋梗塞」が起きる前の「前ぶれ症状」について

心筋梗塞を発症すると、どのような症状があらわれるのでしょうか?心筋梗塞を経験した人の多くは、「前ぶれ」ともいえる症状を経験しているといいます。その症状とは、心筋梗塞の前段階である狭心症の症状です。心筋梗塞を防ぐには、どんな前ぶれ症状が起こるかを知り、
狭心症の段階で「早期発見」をして、早めに診断・治療を受けることが大切です。

狭心症の症状(発作の持続時間15分)
◎胸が締めつけられるように痛む。
◎発作の時間は数分~15分程度。
◎痛みが胸から左肩、左の奥歯など、左側に広がることもある。
◎安静にしていると症状が治まる。
◎発作を鎮める硝酸薬(ニトログリセリンなど)を使うと治まる。
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このような症状があらわれたら、できるだけ早く医療機関を受診して、動脈硬化の進行をおさえる治療を受けることをおすすめします。心筋梗塞の予防につながります。

心筋梗塞の症状(発作の持続時間30分以上)
◎狭心症よりもはるかに強い、胸の痛みに襲われる。
◎大量の冷や汗が出る。
◎発作の持続時間は30分以上。
◎安静にしたり、硝酸薬を飲んだりしても、改善しない。
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糖尿病がある人や高齢者では、神経が障害されて、痛みを感じにくくなっていることもあります。その場合は、発作が起こっても「少し息苦しい」程度にしか感じないこともあります。
このような症状があらわれたときには、すぐに救急車を呼び、周囲に助けを求めることが必要です。ここでの対応の遅れは命にかかわりますので、非常に重要です。

# by koukaido_human | 2012-02-09 16:05 | 月間情報

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

風邪・インフルエンザの季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

本年も少しでも皆様のお力になれるよう、情報を発信していきたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

# by koukaido_human | 2012-01-01 00:00 | 新着情報

狭心症と心筋梗塞の違いについて

がんに次いで日本人の死亡原因の第2位を占める心臓病。
今回は、その中でも多い、狭心症心筋梗塞の違いについて説明いたします。

心臓が休みなく動き続けるためには、心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養が供給されなければなりません。その役割を担っているのが、心臓を包むように取り巻いている血管=冠動脈です。

食生活の乱れや運動不足などにより、血液中のコレステロールが異常に増えると、コレステロールが血管壁の中に入り込みます。血管壁の中にコレステロールがたまってかゆ状になったものを「アテローム(プラーク)」といい、このアテロームによって冠動脈の内腔(内側)が狭くなるのが「動脈硬化」です。

冠動脈に動脈硬化が生じると、心筋に十分な血液が送られず、「狭心症」が引き起こされます。さらに動脈硬化が進行し、アテロームを覆う膜が破れると、血小板が集まって「血栓」をつくります。この血栓によって冠動脈の内腔が塞がれ、心筋への血流が途絶えた状態になるのが「心筋梗塞」です。
狭心症は一時的な血液不足のため心筋の回復が可能ですが、心筋梗塞が続くと心筋が壊死して、命にかかわる危険な状態となります。心筋梗塞は、狭心症よりも重篤な状態なのです。

次回は、心筋梗塞に関する「前ぶれ症状」「検査方法」等続編の予定です。

# by koukaido_human | 2011-12-21 10:20 | 月間情報

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